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「切る」お仕事の見せ方(短冊download)

2歳前後になると、お子さんは身の周りのちょっと難易度の高い道具を、自分も使ってみたくなります。はさみ、ナイフ、箸、スマホも。お子さんの心は「ママと同じように使ってみたい」気持ちでいっぱいです。今回はお子さんが大好きな「はさみで切る」活動のモンテソーリ教師の見せ方をお話します。

~準備~
はさみ、トレイ、短冊(画用紙程度の厚み)を用意する。

※お子さんが使いやすいハサミを選びます。小さな手にちょうどよい大きさで、開閉がスムーズで軽いものが良いです。刃先が丸いと安全です。
※画像の青い封筒と藤のかごは、切った短冊を集める時に使います。無くても良いです。

 ~見せ方~  ※言葉ではなく動きだけで説明します。

①はさみの正しい持ち方を見せる。
 右手ではさみを持ち上げ→左手で刃先を持ち右手を離す→右手指をゆっくり指穴に→左手を離して膝にのせる

モンテッソーリ教師養成学校の先生が、こう動いて見せて下さいました。動きを一つ一つ止めながらみせる方法で、とても美しかったです。
②右手でゆっくりと開閉する。
③左手で短冊を持ち、右端から切っていく。
 

はさみで切る単純作業なのですが、細かく動きを分けるのがモンテッソーリ教師です。でも現場では、お手本を見てくれない子や、刃先が顔に向いている危なっかしい子もいます。その場合は危険のないよういっぱい手伝ってあげて下さい。お子さんが「ちょきん」と切れてにっこりすると大成功なのです。

※短冊に模様があると、お子さんは切る場所を決められるので、目と手をより集中させる活動になります。教室で使っている短冊(車1)を一つアップします。B5の画用紙にプリントして黒い線を切り分けて使ってみて下さい。