URAWA MONTESSORI EDUCATION 子供が世界を広げる瞬間 モンテッソーリの子育て 浦和教室

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モンテッソーリ教育との出会い

こどもが生まれてから、戸惑うことがいっぱいでした。
赤ちゃんのお世話が初めてで、娘が泣くたびおろおろ困りました。

つかまり立ちができるようになると、家じゅうを歩き回り、手に触れるものを片っ端から引っぱり出して落とす遊びに夢中でした。やめさせようとすると、ひっくり返って怒りました。

その頃の家の近くに、庭が大きくて素敵な一軒屋があり、表札に“こどものいえ”とありました。どこもかしこも整然として、静かで、泣き声なんか聞こえません。私はどうやって子どもを育てているのか見たくて、見学させてもらいました。保育室には小さな子ども用の椅子と机が何組かあり、棚には木製のパズルや、お皿の乗ったトレイが整然と並びます。2~3歳のお子さんが、机に向かって手作業をしていて、うちの子みたいに、手に触れるものを引っぱり出して落とす暴れん坊はいません。先生は部屋の隅で皆を笑顔で見守っていました。

何かの魔法に見えました。そこはモンテッソーリ教育を行う教室でした。整えられた環境の中、子どもに必要な決まりと大きな自由を与える事で、あの魔法のような静けさが生れるのだと、後から知りました。