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一人ひとり違っているから個性なのです

世界196か国の国名をたったの3か月ですらすら言えるようになったジェイデンくんです。3歳で話しはじめたとき、会話はぎこちなかったけど聞き覚えた歌の歌詞は全てすらすら暗唱しました。おもちゃやテレビ、物語に興味がなく、地図と地球儀と百科事典とクイズが大好きです。赤ちゃんの泣き声やバスの通る大きな音に耐えられず、しばしば外出できなくなります。3歳で自閉症と診断されましたが家族に愛されてすくすくと育っています。出典

自閉症などの発達障害は脳機能の障害でありながら、その診断を受けても一般人をはるかに上回る能力を持つ人は少なくありません。ダーウィン、ニュートン、アインシュタイン…、一つの事に集中したことで誰もできない偉業をなし遂げた彼らも自閉症だったそうです。脳機能の障害に由来する発達障害の子は、光、音、香り、触覚のような特定の感覚の処理や対人コミュニケーションで苦労する事があるそうです。そのため能力が豊かでも社会生活が困難という状況にあることが多いのです。一番問題なのは、自尊感情を傷つけられることです。

世界の捉え方が人と少し違うため、表現もありきたりの表現とは違います。生活の中に困難があるため、普通の人より少しだけ時間がかかる時もあります。でも人はそれぞれ違ってあたり前。だから“個性”という言葉があるのだと思います。