子どもが主体的に活動する“生活の場”
明けましておめでとうございます。新年にあたり、今年は教室にもっと“生活”の要素を入れたいと考えています。それは昨年出会った子ども達に教えてもらったことなのですが、子ども達が自発的にはじめる日常の活動が、そのままその子の自信に繋がるのだと確信したからです。テーブルを拭く、花を一輪生ける、こぼしたら片付ける…。小さなお子さんが自ら始める事がその子の大きな自信となり、別の活動にも素晴らしい影響をもたらすのだと学びました。
そして教室の環境づくりを豊かにしたいとMontessori Guideを見ていて、とても素敵な動画を見つけました。それは男の子が「花を生ける」お仕事の様子です。
「お水はどこだっけ?」「ピッチャーの水どうしよう?」少し困りながらも、男の子は先生の短いフレーズに助けられながら、花を生けます。お花の花瓶をテーブルに置き、「上手にできたでしょ」と言わんばかりのニコニコ笑顔がとっても可愛いです。
穏やかな日常の中で、子どもたちは動きながら考え、一つずつ問題を解決しながらその子らしく成長していくのでしょう。モンテッソーリが、日常生活を大切に子どもの教育を考えたことを思い返すことができました。
※Montessori Guideは、モンテッソーリ教育の普及団体、AMI(USA)が提供する、モンテッソーリ教師の学びの場です。